SUCREのコンセプト

演奏とは、


たとえそれが独奏であっても、その場にいるすべての人々(聴衆・奏者など)と音楽をシェアすることではないでしょうか。そうであれば、あなたはどんな音楽を、どんな人とシェアしたいですか?

音楽には既存の集団や常識を越えて、人と人とを繋げてしまう力があります。そこでは、「こうでなければならない」という常識よりも「こうであったらいいな」という自由な想像の方が強く働いているように思います。「こうであったらいいな」という極めて個人的な想いが、多くの人たちとシェアされる喜びは何にも代えがたいものです。


「ジャズとはこういうものだ」


「ジャズをやるにはこうあらねばならない」という常識よりも、「こういうジャズが好きだ」「こういうジャズがあったら面白い」という自由な想像を形にしていく、シュクルはそのためのサポートをしたいと考えています。講師はあくまで伴走(奏)者。まずはあなたの想像力の翼を目一杯広げてみませんか(→パーソナルレッスン詳細)。


『うたげと孤心』


 詩人の大岡信さんに『うたげと孤心』という著作があります。 「孤心」とは、自分の中の自由な想像やアイディアを追求する心、そして「うたげ」とは、各々の固有な想像やアイディアを持ち寄り、それらを共有して心を合わせ、笑い、掌を打ち上げ(=うたげ)ること、そんな風に定義されています。古来の和歌を紐解きながら、日本の詩歌・文芸においてなんらかの著しい盛り上がりを見せている時代や作品が生まれた背景には、この「うたげ」と「孤心」両方のバランスが欠かせないのだ、と大岡さんは分析されています。


今の時代、


特にジャズの世界に限って見ても、心を「合わせ」ることがもっと必要なんじゃないか、と私は感じています。既存の集団の中では集団の常識が強く働きやすく、自分の自由な想像をシェアすることはなかなか難しくなってきています。各々の「孤心」が認められ、かつそれらを互いにシェアできるコミュニティがリアルな場で作れないだろうか?


つまり音楽でリアルな「うたげ」の場を作りたい。


そう考えた時に「アンサンブル」という言葉が浮かびました。フランス語で「一緒に」という意味です。既存の形式をなぞり、個が突出しないように忖度するアンサンブルではなく、個々の自由な想像や感性を保ちつつ、周りの音に耳を傾け、顔を合わせ、心を合わせる「アンサンブル」。そんなアンサンブル感覚をシュクルのアンサンブルレッスンで是非体感してみませんか(→アンサンブルレッスン詳細)。

みんなの中で音を出すことでまた「孤心」に立ち還り、それを磨いて次のより良いアンサンブルに活かしていく。そんな「個人」と「アンサンブル」のアクティブな循環が、人と人とが心を合わせるコミュニケーション能力をも育てていくのではないか、と私たちは考えています。私自身も楽生さんお一人お一人と日々アンサンブルしながら、自分の「孤心」に立ち還り、音楽する喜びを貪欲に追求していきたいと思っています。

シュクルであなたの理想のコミュニティ、一緒に作りませんか。