こんにちは。シュクル楽長佐藤きりんです。
ジャズ演奏の経験がある方へ。
ジャズ演奏のコツの一つで、もっと人の音を聴こう!と言われたことありませんか?アドバイスの言葉としてあまりにも当たり前になっていますが、そもそもなぜ人の音をもっと聴いた方がいいのでしょうか?
日常会話に置き換えてみましょう。
人の話を聴いてない人っていますよね。そういう人との会話は楽しくない。なんで楽しくないのか?
キャッチボールにならないからですよね。
自分の言いたいことってあります。それを人に伝えるわけですが、会話ってナマモノですから、最初から最後まで自分の言いたいことを100%伝えられることってあまりありません。
弁論大会なら、事前に原稿書いて推敲して、自分の言いたいことを凝縮してなんとか言いたいことを100%詰め込むこともできる。
だけど会話の楽しさって実は言いたいことを伝えることよりも、まずはキャッチボールが続く、というところにあるんじゃないでしょうか。
自分が1フレーズ、相手に言いたいことを言う。それに対して帰ってくる答えは時に予測不能ですw。意外な答えが返ってきたとき、その球に答えるには時に自分の言いたかったことを違う言葉に置き換える必要がある。つまりアドリブ力、ですね。
人の話を聴いてない人というのは、相手からどんな球が帰ってきても、自分が頭の中で決めた順序を曲げない人、と言い換えられるかもしれません。人とラリーをしているのか、壁打ちをしているのか、実際はそこにあまり差がなかったりします。
ジャズ演奏に話を戻しましょう。
ジャズは自分を自由に表現する音楽だ、と言われたりします。嘘ではありません。本当ですw。ただ、共演者関係なく自分だけ自由になれるジャズ演奏というのはないんじゃないかな、と思うのです。
誰かと一緒にジャズ演奏(アンサンブル)しているとき、ほとんどの場合他の人は自分と違うことをやっています。みんなが違う役割を果たすことで全体として1つの音楽を作っているわけです。
みんなで一つの話題について会話を楽しもうとしている。
そこで誰かが一人だけ相手の言っていることを聴かずに自分の言いたいことだけを通そうとする。そうするとどうなりますか?
場の雰囲気が悪くなりますw
何を言いたいか?という内容はなんでもいいのです。その前に、
「ねえ、キャッチボールやらない?」
というわけです。
お互いに相手を信頼してボールを投げる。うまく続いてくれば、わざと取りにくい球を投げてみたりしちゃう。それが楽しめればOK。あとはどんな遊びにする?というところで、それは好みの問題です。即興的、臨機応変というのがジャズ演奏の醍醐味でもあります。
そう生ですよ、ナマ。生のコミュニケーションを楽しもうよ、と。
今ジャズ演奏のことを話しながら、こうなるともうコミュニケーション論になってきますよね。実際は会社での人間関係なんかにも同じようなことが言えたりしませんか?ジャズ力、アドリブ力を身につけて、うまくいかない人間関係をあなたの力で楽しい場に変えてみてはどうでしょう?
なぜ人の音をもっと聴いた方がいいのか?
それは、人の音をよく聴けば自分も相手に伝わりやすい演奏ができ、キャッチボールが続いて楽しいから。
シュクルがアンサンブルを大切にしているのも、実はそういう理由からです。みんなで音を出すこと自体が楽しくなる。私たちはそんなレッスンを目指しています。
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